ウェブサイトを高速化! Plesk Extensions の Speed Kit を試してみた。

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「Speed Kit(スピードキット)」
今回はこれを試してみたいと思います。

ただし、Speed Kit はライセンスを購入しないとその恩恵にあずかることができません。
無料版では、Speed Kit を使用した場合どの程度高速化できるかというレポーティングまで。

ただ、このレポーティング結果によっては、購入を検討してみたくなるかもしれません。

現在 Plesk(プレスク)で運営しているウェブサイト自体の役割や集客フェーズにもよりますが、表示スピードに課題があるのであれば、無料レポートだけでも試してみる価値はありますよね。

さてさて、Plesk Extensions(プレスクエクステンション・拡張カタログ)の Speed Kit を見てみましょう。

拡張カタログトップのここ

 

または、Plesk Extensions「最も人気」コーナーから、Speed Kit を選択します。

 

めずらしく、しっかりと説明が記載されています。

・ポテンシャルとして通常 50~300% パフォーマンスが向上する。
・サイトスピードは利益に直結する点の指摘。
・CDNとの違い
・特徴として、最適化と監視、完璧なキャッシング。
などが表現されています。

サーバ環境にもよりますが、CDNより優れているというのであれば、月額1,000円未満のコストであればとても魅力的なものではないでしょうか。。。

それでは無料インストールをクリックしてみます。

画面キャプチャを取る間もなく終わってしまいました。

Speed Kit の画面を開くと、Plesk に設定してあるすべてのドメインに対して簡易レポートが始まります。

なんと、ユーザーのファーストビューとして定義される First Meaningful Paint が10倍。
さらに、Time to First Byte と言われる、最初の1バイトの到達時間が40~50倍速くなるというレポートです。

個別の「パフォーマンスレポート」をクリックすると、詳細レポートが表示されます。

なななんと13倍! 6500 ms が 500 ms まで高速化されるというレポートが出ました。
ちなみに、今回の検証用のサイトでは、WordPress を利用してます。

WordPress を高速化したいというリクエストは最近とても多くなってきていますが、当社でも提供している KUSANAGI では複数ドメインを運用するのは不向きです。

複数ドメインの WordPress とメールアカウントを運用するのはやはり Plesk が適していますが、残念ながら WordPress を高速化する KUSANAGI を動かすことができません。

複数ドメインの WordPress とメールアカウントを運用する際、Plesk + WordPress Toolkit + Speed Kit は良い組み合わせかもしれません。
悩んだら、まず試してみることをお勧めします。
レポーティングまでなら無料で試せますので。

価格と、そこから得られる価値。
本当に必要なもの。価値あるものをちゃんと選んでいきたいですよね。

【編集後記】
今回の記事とはまったく関係ないお話なのですが、ずいぶんと久しぶりに野球観戦に仲間とでかけました。
昼間の雨が幸いして、涼しいとは言えないにしても、快適な夏の風に包まれながら観戦することができました。
プロ野球観戦と生ビールに花火。たまには良いものですね。

みなさまも夏バテにはお気を付けて、頑張ってください。

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