Webやメールを利用するのに必要なものについてまとめてみた

Webやメールを利用をはじめるのにあたって、最低限必要なものについてまとめてみました。 それでは、必要なもの、必要な申込み、サーバのコントロールパネルPleskを選択した前提での操作方法を書いていきたいと思います。 0.公開に必要なものを集め、契約先を選定する SSL証明書を利用しない場合と、SSL証明書を利用する場合でそれぞれ最低限必要がものが異なります。 なお、情報漏えいやセキュリティに関する問題からユーザのセキュリティ意識も高まっております。安心してWebサイトを利用してもらうため、常時SSL化が主流になっておりますのでSSL証明書を利用した運用をおすすめしております。 以下の表は、それぞれ必要なものをどこで管理をするのかというものをパターン化してみました。 弊社では、「ドメイン管理」、「ネームサーバ管理」、「サーバ管理」、「SSL証明書」それぞれの組み合わせに対して基本的にサービス上の縛りはありません。 そのため、各項目の必要なものをお客様ご自身で選択することができます。 各項目の一つでも問題が発生すると、Webサイトやメール等が正常に利用ができなくなります。 必要なものは、表の青枠に記載しているものがそれぞれ必要なものという見方になります。 ・http(SSL証明書なし)のサイトを公開するために、最低限必要なもの ・https(SSL証明書あり)のサイトを公開するために、最低限必要なもの ※推奨 上記表の「クララオンライン取得」リンクを選択いただくことで、弊社で管理されたい場合は、それぞれのサービスページが表示されます。 弊社で取得管理をご希望の場合はWebフォームより申込みのご検討をいただきますようお願いいたします。 ※.1 SNI機能非対応のサーバの場合には、追加IPアドレスが別途必要となります。 SNIとは、対応ブラウザよっては1台のサーバ(1つのIPアドレス)で,複数ドメインのSSL証明書を運用できるものとなります。 SNIの対応可否については、以下のFAQをご確認ください。 <Let’s Encrypt およびSNIが、対応しているかを確認したい。> https://spt.clara.jp/ufaqs/id-521/ 各項目の一部を他社を選択をいただくことで弊社より維持費用が安い場合にはコストをおさえることができますが、その反面、管理コストは増加します。 例えば、管理先がバラバラであった場合には、問い合わせ先が複数になる点、ネームサーバの変更(ネームサーバの切り替え)については、ドメインの管理元会社でないと変更をおこなうことができません。 弊社でドメインを取得している場合には、以下のページよりネームサーバの切り替えをご依頼をいただくことも可能です。 ※忘れがちですが、弊社で新規ドメインをご取得した際にも、以下のフォームからネームサーバの登録が別途必要となります。 ネームサーバを他社で運用されている場合には、Webコンテンツの動作確認後に、他社に契約サーバへのレコード切り替えをご依頼ください。 <ネームサーバ登録変更申込フォーム> https://www.sthark.com/spt/7562/#domain05 契約サーバ(Plesk)をネームサーバとして利用されたい場合には、Pleskから以下の操作をおこなうことで対象ドメインのネームサーバの情報を確認することができます。また、whoisに登録するネームサーバ(レジストリに登録されるネームサーバ)を複数台ご登録をいただくことで対障害性を高め、名前解決できない等の問題を防ぐことができます。 ・Pleskにログイン→画面左の[ドメイン]を選択→対象ドメインのリンクを選択→[DNS設定]のアイコンを選択 以下の図の赤文字の部分レコードタイプ「NS」と書かれた行の「値」列の文字列をメモします。 次に、青文字のns.examlple.com(※設定しているドメイン名に読み替えてください)のAレコード行の「値」列のIPアドレスをメモします。 ↑でメモした情報を、「ネームサーバ登録変更申込フォーム」の[ネームサーバ登録変更内容]の欄に、控えた内容を入力して申し込みをします。 1.コントロールパネルPleskから公開したいドメイン名を作成する 1個目のドメインの場合は、サーバの開通時に弊社側でドメインを作成している(セカンダリDNSサービスの設定も含めて)のですぐにご利用をいただくことができますので作成の手順は不要となります。 ネームサーバの登録が正常に完了した場合には、Webコンテンツをサーバにアップロードしていただき、ブラウザでアクセスしていただくと公開されると思います。 仮に、2個目のドメインが必要になった場合には、Pleskからのバーチャルドメインの追加とセカンダリDNSサービスの追加作業(弊社サーバ契約の場合がそれぞれ必要となります。 <Plesk Obsidianでバーチャルドメイン(マルチドメイン)の作成手順について教えてください。> https://spt.clara.jp/ufaqs/uid-10044/ 2個目以降のバーチャルドメインを取得して、契約サーバをネームサーバとして利用されたい場合には、Pleskからバーチャルドメインを作成した後に別途セカンダリDNSサービスのゾーン転送設定を追加する必要がございます。 ※弊社提供のサーバサービスの種類によっては、セカンダリDNSが標準で付いているサービス(Flexシリーズ)や、別オプションのサービス(LGプラン)もございます。別オプションサービスの場合には、別途セカンダリDNSのご契約と、セカンダリDNSのゾーン転送設定が必要となります。 ※whoisに登録されているネームサーバが複数登録されていて、セカンダリDNSにゾーン転送設定が設定されていない場合には、2分の1の確率で接続が不安定、もしくは名前解決に失敗します。 <セカンダリDNSサービス> https://spt.clara.jp/manual/server/dns/#secondary ※2個目のドメインが不要になった場合には、Pleskから削除をするだけでなく、セカンダリDNSからの削除が必要となります。 Pleskからメールアドレスを作成する手順は、以下の操作方法となります。 <Plesk Obsidian:メールアドレスの作成手順> https://spt.clara.jp/ufaqs/id-6412/ ご不明点等がございます場合には、弊社サポートまでお問い合わせをいただきますようお願い致します。 技術的なお問い合わせ (弊社営業時間(平日10~18時))